風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

【第16回 みつづける、あの日からの風景】

プロジェクトを共催するわすれン!さんと考えた【みつづける、あの日からの風景】という公開サロンのタイトルは、2012年5月第一回公開サロンから使っていて、東日本大震災」「定点写真」「記録」という言葉がひとつも入っていないにも関わらず、“3.11から市民の手で寄り添うように定点記録を撮り続ける活動”というニュアンスを感じ取れるところがお気に入り(^_-)



16回目となった昨日の「みつづける、あの日からの風景」公開サロンでは、アーカイ部員7名が自分自身の撮った定点写真を紹介しながら、「心の喪失感を埋めるための定点撮影」「撮影した場所に立ち、当時の気持ちが一瞬でよみがえった」「撮影を続けるのは想い出深いまちの再生を見たいから」など、それぞれの定点撮影で感じることを話ししていただいた。

また、来場者からも「写真の受け手も考慮した見せ方、伝え方をして欲しい」という意見や「記録者の皆さんが本気で3.11を伝えようとしている姿勢を感じた」という嬉しい言葉をいただき、震災から5年を経て活動し続ける意義を改めて再確認できる場に。未来でバトンを受け取る人たちを信じて発信していこう!

身の回りの3.11を写した70枚の定点写真が持つチカラと、記録者のそれぞれのオモイ。震災関連のイベントが乱立する3月を外したこの時期だからこそ、浮つかずじっくりと落ち着いてご覧いただける展示になっているはず。(メディアテーク7Fで2017年1月8日まで開催)








※大変充実した会となったのも、部員の皆さん、来場者の皆様、わすれン!さん、そして上手く会を取り仕切っていただいた工藤さんのおかげです!本当にありがとうございました〜♪