昨夜は「3.11オモイデアーカイブ」のもうひとつの重要なコンテンツ「3.11定点撮影プロジェクト」に参加するメンバーが集まり、定点で撮り続ける意味について語り合う会。
3.11定点撮影は、ただ風景の違い(変化)を映し出すだけではなく、その時の空気感を閉じ込めて次の時代に渡す作業。要は閉じ込めるモノとその閉じ込めカタ。
2011年に震災アーカイブを始めた頃から私たちが目標にしていた、“地域アーカイブ”と“震災アーカイブ”の一本化と、市民が活用しながら記録するというアーカイブの姿が少しづつだけれど形を成してきているように感じる。
わざわざこのトークセッションのためだけに来仙しファシリテーターを務めていただいた中村さん、ありがとうございました。そして日曜日の夜に集まっていただいたメンバーの皆さん、お疲れ様でした。
奇しくも今日は3.11から6年6ヶ月の月命日(そして9.11)。継続することの大切さを確認した昨夜でした。
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クラウドファンディングの返礼品のひとつ「3.11アーカイブ定点撮影写真集(2017年作製版)」は、2013年に発行した東日本大震災の定点写真集「3.11キヲクのキロク、そしてイマ。」の最新版として、2016年、2017年に撮影した現在の様子を掲載し、現在、鋭意製作中です!
また、2014年に震災以前に撮られた写真と現況を定点で撮った「オモイデピース」の現在の写真も加え、およそ100ページ構成ですすめております。