風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

2017-01-01から1年間の記事一覧

心の復興?

かつて市民が植えた桜の樹が、せっかく津波に耐え残ったというのに“伐採”とは。 大切な想い出までもつぶして作るのは、またしても堤防。蒲生や荒浜もしかり、心の拠りどころをないがしろに、ハード整備を推し進める復興のスローガンが「心の復興」とは。 未…

市民が撮った熊本震災

2016年4月23日13時7分撮影。後輩が鹿児島から片道4時間かけて届けてくれた支援物資(撮影場所/菊池郡菊陽町 撮影者/しのとんさん)

金港堂さんの週間ベストセラーに、3作ランクイン<(_ _)>

先週、金港堂さんの2fでぬだばって(仙台弁:横になる、うつ伏せになるの意)古絵図を楽しまれた皆さま、ありがとうございました。まさかの3作ランクインというミラクルに、この一週間は美味しく酒が呑めそうです。 ヌダバリスト(だらしなく横になる人:造語…

今年最後のオモイデツアーin荒浜

餅つきあり、オモイデ語る会あり、セイタカアワダチソウ投げ世界選手権ありの3.11オモイデツアー。今日は留学生も参加して80名という大所帯でいつも以上に賑やかな会になりました。 昨年12月に行った市バスツアー以来の餅つき 初めて杵を持つ留学生の皆さん…

仙台メディアフェスティバル「仙台流行語大賞」

昨日の「仙台メディアフェスティバル」では、根本さん、 相沢 由介さん、 葛西 淳子さんが登壇するトークセッション「みんなで作るメディアの未来」を拝聴。 なりは小さくても超個性的なメディアを発する御三方の発想が広がれば、地方だからこそ面白いと思う人…

昭和60年代初め頃、屋台が並んでいた時の青葉通

現在、仙台に残る屋台は青葉通で営業をする「大分軒」(写真奥/昭和60年頃)1軒のみ。 「ラーメンちょうだい」と言うと、「うちは志那そばしかおいてないよ」と笑顔でこたえる店主。味のしみたおでんもおすすめ。 #仙台 #屋台 #大分軒

「せんだいコンセキ発掘塾」受講者募集!残り1名

「地質」、「古地図」、「地名」や「凸凹地形」など、達人それぞれの御用達アイテムを使った発掘手法を市民が会得し、仙台のまちなかに隠れた宝モノを再発見する「せんだいコンセキ発掘塾」。仙台全体を「遺跡」として見立て、遺産・歴史文化のコンセキを発…

3.11オモイデツアー「今夜は星を見に荒浜へ」

荒浜小学校(震災遺構)に仙台市天文台のベガ号がやってきます。ベガ号の天体望遠鏡で秋の星座を眺めたり、天文台のスタッフから星のお話を聞きませんか?わからないことがあったら、どんどん質問しちゃおう☆彡 ドレスコードは「ヒカリモノ」。ご家族で光る…

子どもに大人気だったデパート屋上遊園地(昭和40年)

コインを入れると動く馬の遊具に乗ってご機嫌な女の子。ぐるぐる回るコーヒーカップやゴーカートなど、デパート屋上の遊園地は子どもたちにとっての夢の楽園だった。(撮影/佐藤昭八郎さん 所蔵/20世紀アーカイブ仙台 河北新報「仙台・あの日 昭和の一葉」…

その時代を描き写した“まちの一級資料”

古絵図・地図は、まちの原型も町名の由来も分かる資料であり、平面情報にその時代性を描き写した“まちの一級資料”であると思っています。 現在開催中の「レイドバック・センダイ」は、まちの成り立ちの読み解きの面白さを共有できる場になっているようで、企…

企画展「みつづける、あの日からの風景・石巻編」のお知らせ

11月1日から一ヶ月間、公益社団法人みらいサポート石巻さん主催による写真展「みつづける、あの日からの風景・石巻編」が開催されます。 3.11定点撮影プロジェクトで一緒に活動している 大林 紅子さんが撮影された石巻の定点写真を約10セット展示。11月3日は…

初めて tsumikiさんへ

利府町まち・ひと・しごと創造ステーション「tsumiki」さんに初めておじゃましてきました。 「こ・あきない塾」塾生一期生の皆さんの熱い熱い想い!ひしひしと伝わります。ツアーの実施や実店舗、デザインなどーこれからどんな展開になるのでしょう、とても…

「第2回やわつちサロン」 in TRAC

昨夜、TRACで行われた「第2回やわつちサロン」に20名をこえる皆様に越しいただきました。テーマはアーカイブの入力と出力、題して「オモイデのイリとデ」。 特に私たちが重要視している「デ=出力=利活用」について、オモイデツアーをもとにご紹介しました…

路地は子どもたちの遊び場(昭和40年)

車が入り込まない路地は子どもたちの絶好の遊び場。板塀の脇にはヤツデが茂り、簾が下がる。一部コンクリートで舗装され、白い石による落書きの跡が見える。 (撮影/佐藤昭八郎さん 所蔵/NPO20世紀アーカイブ 河北新報「仙台・あの日 昭和の一葉」2017年10…

第2回やわつちサロン「オモイデのイリとデ」

アーカイブの「イリ(入=収集保存)」と「デ(出=利活用)」(※)について、芋煮を食べながらゆったりとお話しましょ! (おまかないの芋煮、武田さんが作ってくれるらしいから山形風かも ^^ ) 日時◆2017年10月25日(水) 19:00〜20:30 場所◆TRACイベント…

初秋の野草園(昭和35年)

市民が季節ごとに訪れ四季の草花に親しんだ野草園。大年寺山の起伏をそのまま生かした園内。親と一緒にあるく小さい子どもたち。(撮影/佐藤昭八郎さん 所蔵/NPO20世紀アーカイブ 河北新報「仙台・あの日 昭和の一葉」2017年10月17日掲載) ----- 河北新報…

今日も荒浜へ

まもなく始まるイーグルスvs西武のクライマックスシリーズも気になりつつ、水仙の会さんのご案内役で荒浜小へ。 どうやら、来月の3.11オモイデツアーはセイタカアワダチソウが投げ放題のもよう ^_^ いい感じのセイタカアワダチソウ^_^ 貞山堀の堤防は整地さ…

6年7ヶ月の月命日。小雨降る朝。

迷彩模様の旧愛宕橋(昭和35年頃)

雨の日、お迎えに来てもらっての帰り道だろうか。橋の欄干の縞は、戦時中、敵からの攻撃を受けないよう白黒に塗り分けられた迷彩模様。主要な建物や橋などに施されていた。 (撮影/阿部幹夫 さん 所蔵/風の時編集部 河北新報「仙台・あの日 昭和の一葉」20…

10月8日、3.11オモイデツアー「きょうは市バスに乗って荒浜へ」再び。

2013年、市民協働提案事業として大学生3人でスタートした閖上〜荒浜〜蒲生沿岸部ツアー。 4年間で「スタッフ制」「滞在型」へと形を変えながら、こんな嬉しい交流につながりましたー。感謝!! 地元荒浜の皆様、隣町の蒲生、新浜の方々、参加者の皆様、クラ…

レイドバック・センダイ〜古地図と絵葉書で知る仙臺〜

約370〜350年前の仙台城下絵図2種を原寸で復元し、床に敷き間近でじっくり楽しむイベントを開催します。 現存最古の仙台城下絵図「奥州仙台城絵図 1645年」は268×319�p、伊達騒動時の侍名が詳細に描かれた「仙台城下絵図1664年 」は356×376�pのオリジナルサ…

明日、市バスが再び荒浜へ

昨夜、3.11オモイデツアースタッフミーティングで「きょうは市バスに乗って、荒浜へ」の打合せ。 クラウドファンディングで目標に掲げた「海水浴場行きのバスを再び!3.11オモイデツアーの継続へ」が、いよいよ明日実現します。 お天気は晴れの予報!参加者…

松島タワー

昨夜、高所恐怖症の話しになり、思い出した「松島タワー」。東京オリンピックの年に松島ヘルスセンター敷地内に建てられた展望所には、子ども会等で何度か連れて行かれたけれど、高さ60メートルの展望台から見た眼下の“怖さ”はハンパなかったなぁ。

塩竈まち歩きマップ制作ワークショップ

午後から子ども対象の「塩竈まち歩きマップ」を製作するワークショップのお手伝い。プロのまち歩きガイドさんたちと作家さんの手によって、どんなマップができるか。楽しみ♪

長町操車場の転車台と扇形庫(昭和33年頃)

長町駅舎の東側にあった大規模な車両の方向を変えるための転車台と扇形庫。20台の機関車を収められる大きさだった。 (撮影/阿部幹夫さん 所蔵/風の時編集部 河北新報「仙台・あの日 昭和の一葉」2017年10月3日掲載) ----- 河北新報夕刊「仙台・あの日 昭…

来週の10月8日は荒浜の市バスツアー

今日は「荒浜再生を願う会」さんの定例会に参加させていただきました。6日後の10月8日に行う「きょうは市バスに乗って、荒浜へ」についてご報告や相談事など。どうぞよろしくお願いします。

「やわつちサロン」初開催

毎月TRACで開かれる対話の場、「やわつちサロン」の第一回目が昨夜催されました。担当は大阪から午前中に帰ってきたばかりのNOOK瀬尾さんとエーブルアートジャパン武田さんのお二人。 「福祉」も「アート」も、私には馴染みが薄い世界という印象でしたが、「…

きょうは市バスに乗って、蒲生へ

9月24日、ついに「蒲生(がもう)」に市バスが走りました! 昨年12月、市バスを貸し切って荒浜を訪れた「3.11オモイデツアー」。その当時から「次は蒲生へ!」の声が多く上がり、ついに念願の蒲生へ、1日限りの路線バスが復活しました。 仙台駅東口から蒲生…

蒲生恒例!ヨシ投げ世界選手権

9月24日の「3.11オモイデツアー〜今日は市バスに乗って蒲生へ」では、恒例の「第3回セイダカアワダチソウ投げ世界選手権」(うち2回はヨシ投げ)を開催しました。 ロジャーさん、オモイデツアーに初参加。 だんだん世界選手権っぽくなってきた(^^) 清水さん…

長町操車場内を走る蒸気機関車(昭和33年頃)

上野(東京)〜青森間を結ぶC62蒸気機関車「はつかり」は昭和33年に運転を開始した。煙を吐きながら長町駅構内を通過する様子。 (撮影/阿部幹夫さん 所蔵/風の時編集部 河北新報「仙台・あの日 昭和の一葉」2017年9月26日掲載) ----- 河北新報夕刊「仙台…