ヒットした“あるカテゴリー”に
まだまだ需要があるはずと、
似たような商品を送り込む…。
いわゆる2匹目のドジョウを狙うという
表現になるわけですが。
これは、本に限らず、映画、CD、
自動車、化粧品、ゲーム…など
あらゆるジャンルにおよびます。
通常、ニッチがマスに移行するマーケット
では、このようなことは日常茶飯事。
例えば、日本ではホンダのオデッセイが開拓した
“ミニバン”というマーケットはあっというまに
日本のすべてのメーカーがこぞって開発し、
飽和状態になっているのが現状です。
私は、2匹目のドジョウを狙うことが悪だとは
思いません。ニッチマーケットに活況を与える
という点では、ライバル商品の参入が欠かせないからです。
ただ、注意しなければいけないのは
「1匹目を購入した人に対し裏切らない
方策を練られるか」だと思うのです。
これには“販売の常識”と“空気を読むセンス”が
必要なのかもしれません。
自分の商品を購入してしてくださった方への
感謝の気持ちを忘れず、そして裏切ることがないように、
私もしっかりと肝に銘じておこうと思います。