風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

柳の下の2匹目のドジョウ。

ヒットした“あるカテゴリー”に
まだまだ需要があるはずと、
似たような商品を送り込む…。
いわゆる2匹目のドジョウを狙うという
表現になるわけですが。

これは、本に限らず、映画、CD、
自動車、化粧品、ゲーム…など
あらゆるジャンルにおよびます。

通常、ニッチがマスに移行するマーケット
では、このようなことは日常茶飯事。

例えば、日本ではホンダのオデッセイが開拓した
“ミニバン”というマーケットはあっというまに
日本のすべてのメーカーがこぞって開発し、
飽和状態になっているのが現状です。

私は、2匹目のドジョウを狙うことが悪だとは
思いません。ニッチマーケットに活況を与える
という点では、ライバル商品の参入が欠かせないからです。
ただ、注意しなければいけないのは
「1匹目を購入した人に対し裏切らない
方策を練られるか」
だと思うのです。

これには“販売の常識”と“空気を読むセンス”が
必要なのかもしれません。

自分の商品を購入してしてくださった方への
感謝の気持ちを忘れず、そして裏切ることがないように、
私もしっかりと肝に銘じておこうと思います。