風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

東京マラソン2008に思う。

私の父親はマラソン歴60年で、
ホノルルや北京などにも参加する
なかなかの強者でして、
昨日行われた東京マラソンにも
昨年に引き続き参加しました。

道路は封鎖で警察官やパトカーがあちこちに。
そして上空には取材用のヘリが何機も。
一瞬、戒厳令下の首都?という感じの
物々しい雰囲気ながら、号砲と一緒に
東京マラソンはお祭り一色で賑わいました。

私はただの付き添いで一緒に
行っただけなのですが、ランナーを
受け入れる東京の態勢の良さというものを
ふたつ感じてきました。

ひとつは東京のハード面に関わること。
それは、地下街・地下通路の充実ぶり。
地上はほとんど封鎖されて通りを横断すら
できないのですが、地下通路のおかげで
目的地まで目測さえ間違わなければ
辿り着くことができます。
思い切った地上封鎖ということが可能なのは
この地下通路のおかげでしょう。

そして、もうひとつは、地元観衆の声援。
“東京のど真ん中を走る”というメンタルな
部分での開放感に加え、沿道での熱心な
声援はランナーにどれだけの力を与えるの
だろうか、と思いました。それに加えて
ランティスタッフの方々の献身的な
作業も見事なものでした。

これぞ、ハード&ソフト両面でのおもてなし!
と感じた次第です。


前日の東京都庁(宿泊ホテルより)

皇居近くを走り抜ける参加ランナー

高架下をくぐるランナー

車のない街中

さて、仙台でも可能なんでしょうか?
仙台ハーフマラソンとは別の1万人規模の
“市民マラソン”を開催することはできるのでしょうか?
例えば中央通り、一番町をマラソンランナーが
走ることはできるものでしょうか?

問題になるのはハード面?
それともソフト面?



東京マラソン完走メダル