私の父親はマラソン歴60年で、
ホノルルや北京などにも参加する
なかなかの強者でして、
昨日行われた東京マラソンにも
昨年に引き続き参加しました。
道路は封鎖で警察官やパトカーがあちこちに。
そして上空には取材用のヘリが何機も。
一瞬、戒厳令下の首都?という感じの
物々しい雰囲気ながら、号砲と一緒に
東京マラソンはお祭り一色で賑わいました。
私はただの付き添いで一緒に
行っただけなのですが、ランナーを
受け入れる東京の態勢の良さというものを
ふたつ感じてきました。
ひとつは東京のハード面に関わること。
それは、地下街・地下通路の充実ぶり。
地上はほとんど封鎖されて通りを横断すら
できないのですが、地下通路のおかげで
目的地まで目測さえ間違わなければ
辿り着くことができます。
思い切った地上封鎖ということが可能なのは
この地下通路のおかげでしょう。
そして、もうひとつは、地元観衆の声援。
“東京のど真ん中を走る”というメンタルな
部分での開放感に加え、沿道での熱心な
声援はランナーにどれだけの力を与えるの
だろうか、と思いました。それに加えて
ボランティスタッフの方々の献身的な
作業も見事なものでした。
これぞ、ハード&ソフト両面でのおもてなし!
と感じた次第です。
前日の東京都庁(宿泊ホテルより)
皇居近くを走り抜ける参加ランナー
高架下をくぐるランナー
車のない街中
さて、仙台でも可能なんでしょうか?
仙台ハーフマラソンとは別の1万人規模の
“市民マラソン”を開催することはできるのでしょうか?
例えば中央通り、一番町をマラソンランナーが
走ることはできるものでしょうか?
問題になるのはハード面?
それともソフト面?
東京マラソン完走メダル