NHK衛生第2で放送の「とことん!石ノ森章太郎」。
人造人間キカイダー、ロボット刑事K、イナズマン(サナギマン)と
少年時代、私が目を輝かして観ていた頃のヒーロー達。
でも、仮面ライダーでみていた“勧善懲悪”モノとは異なり、
この3ヒーロー達は子ども心にもヒーローに“弱い部分”というか
“陰の部分”が存在していたのは感じていました。
特にキカイダーには、不完全さやヒーローと敵との関係が
今までと違うな、と漠然と感じていたことを思い出しながら
番組を観ていました。まさに孤高のヒーローでしょうね。
石ノ森章太郎という萬画家は、生み出した作品数もさることながら
質の高い萬画&アニメ&実写を映像化した芸術家だったことを
改めて感じさせる番組でした。