お盆も終わったというのに、またまた七夕まつりの話題…。
「歴代七夕ポスター大全集」発行後に、その存在を知った
昭和28年の仙台七夕まつりポスター。それを見て、ふと
疑問に思った“8月5・6・7日開催”という文字。
仙台七夕まつりといえば、8月6・7・8日と開催日が
決まっているはずでは…?一日繰り上がって行われて
いるのは何故なのだろう。ポスターの印刷ミス…?
昭和28年の新聞記事を見てみると、確かに5日が初日に
なっていて、7日が最終日。この年は雨に相当やられたようだ。
比較的雨の少ない旧暦開催に戻せという威勢の良い
取材記事が目立つ。そして、翌年の昭和29年からは、
6・7・8日開催。
昭和29年頃の仙台七夕まつり風景
さらに以前の新聞を読んでみると、5・6・7日の開催と
なっている。つまり昭和29年から仙台七夕まつりが、
6・7・8日になったということ。
もしかすると、戦後昭和22年に天皇陛下が来仙され、七夕が
復興したのと同じように、昭和29年に仙台駅に5分間だけ
立ち寄られ七夕をご覧になったのと開催期間に、なにか
関係があるのかもしれない。