風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

2010年カレンダー表紙は、昭和25年の仙台駅前。


現在製作中の「風の時」オリジナル2010年カレンダー
表紙は、この仙台駅前の絵葉書にすることにしました。
市電が走り、こけし塔が映る昭和25年の仙台の風景です。
この絵葉書を観ていたら、面白いことを発見しました。


仙台駅の正面時計台の上には、まだ「仙台駅」という
看板が取り付けられていません。看板が付いたのは
いつなのか、調べてみなければいけませんね。


それから写真左端に見える横断幕。裏返しですが、
「八月5日大鯨仙台駅前」という文字が見えます。

なんのことやら?と思ったら、この“大鯨”とは
大洋ホエールズ”(現:横浜ベイスターズ)のこと
なんだそうですねー。

この年の5月、宮城野原宮城球場(現:Kスタ)が
オープンしていますので、8月5日プロ野球が開催
されたのでしょう。

ちなみに、この写真に映っている市電は、手前が「22」、
奥の2両が「10」、「39」という番号が付いています。

「昭和史とともに仙台市電」によりますと、
10」、「22」…モハ1型(1〜30)大正15年川崎造船所
製の木造四輪単車。創業時から昭和9年まではこの車種
だけ。昭和37年から逐次姿を消した。
39」…モハ30型(31〜42)昭和9年日本車輌K.Kの
半鋼製単車。空気制動装置を備え車軸のコロ軸承は、
路面電車では日本最初。昭和40年まで使われた。

と、いうことです。

11月にカレンダーが完成しますので、B4判サイズの
写真を隅々までじっくりとご覧ください。




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