明治22(1989)年、旧登米警察署として建てられた木造2階建
の瓦葺き建築物。昭和43年の新庁舎完成とともに79年の役目
を終えた後、復元工事を経て昭和62年に警察資料館として開館
した資料館です。
館内には歴代の警察官制服や帯剣、辞令、パトカー、白バイ
なども展示されています。1階奥には当時の留置場も…自由に
入れますので一度経験しておいても良いかも。
県指定重要文化財(建造物)。
警察資料館(旧登米警察署庁舎)
2F展示室
白バイやパトカーが展示。なんとなく落ち着かない(笑)
1F奥にある当時の留置場。中は真っ暗。
“明治22年竣工した建物で明治の洋風事務所建築
としては極めて珍しく、警察庁舎としては県内唯一の
ものである。木造2階建、下見板張り、ペンキ塗、寄棟
の瓦葺である。
突出した玄関は上下共吹抜けて、2階のバルコニーは
遠見台ともいわれ、屋根はペデメントで鬼瓦がのり、
白壁には今も金色の警察紋章が燦然と輝いてる。
柱には堅溝壇彫りをつけ柱頭はアイオニックオーダー
で飾っている。
設計者は国指定重要文化財旧登米高等尋常小学校校舎
と同じ宮城県技師山添喜三郎氏で、総体の調和もよく、
手法堅実、奇をてらわない建物である。”(案内板より)
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