「大正デモクラシー」や「大正モボ・モガ」という
言葉はあるものの、明治や昭和の時代に挟まれて、
語られることの少ない“大正時代”。
でも、資料を見てみるとこの大正時代の15年間には
重要な出来事が仙台には起こっていたことがわかります。
東北大学の開学式、県立図書館が新築落成、
仙台市公会堂の完成、KS鋼の発見、X橋の完成、
大規模な米騒動、南町大火、上水道完成、蔵王噴火、
県立第二・第三高等女学校の開校、そして市電の開通など。
大正5年、西公園に完成したルネッサンス式二階建の「仙台市公会堂」
大正15年、市電開通を祝い豪華な装飾が施された市電花電車
現在制作中の「仙台レトロマップ(仮)」は、大正元年に
発行された詳細な仙台市全図がベースとなっています。
仙台駅周辺のサンプルを昨日作ってみたのですが、
やはりこれは面白いですね!
100年前の仙台にすーっとタイムスリップできる、そんな地図。
現在の地図とも簡単に比較できる仕様ですので、
古地図は初めてという方でも、地図マニアの方でも
楽しめると思いますよ。
(4?5月くらいに発行できると思います)