風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

仙台七夕まつり(祭)の歴史7…昭和30年代

7.昭和30年代の仙台七夕

経済成長とともに七夕飾りもより豪華で華やかになって
きた昭和30年代。天才画伯山下清氏が仙台七夕
写生に訪れ、七夕飾りを見て「元帥級の美しさ」と形容
した昭和31年。この年、NHK仙台七夕まつりを初めて
全国中継しました。
昭和37年には島倉千代子さんが歌う「仙台七夕おどり」が
完成し、「東北3大まつり」を見て回る最初の団体旅行も
実施されるようになりました。
そして、昭和46年には「動く七夕」が初開催されるなど、
仙台七夕は全国に誇る絢爛豪華な“一大イベントの七夕”
として、少しずつその姿を変えていきました。

昭和30年頃の七夕(風の時編集部所蔵)

この時代の飾り付けの特長は、くす玉の下に輪が取り付け
られ、そこに吹流しが飾られるタイプになっていることです。
この“こけし型”の飾りつけに折り鶴などが組合わされるなど、
現在飾られている七夕の原形がほぼできあがりました。

特に、昭和40年代以降は、商店街にアーケードが完成し、
天候に左右されにくくなったことから、飾りの作り方や見せ方
に変化が見られます。

昭和30年頃の七夕(風の時編集部所蔵)
昭和35年仙台七夕まつり(阿部幹夫氏撮影)

詳しくはこちらのWebでも→仙台七夕まつり「七つ飾り」の作り方


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風の時編集部 代表 佐藤正実
【連絡先】
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