風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

“クラウドファンディング” 「READY FOR?」ワークショップに参加して。

8月24日、25日。榴ヶ岡のNAViS(ナビィス)で行われたNPO法人ミラツクさん主催の「Design for Social Innovation Sendai 2nd」に参加し、“クラウドファンディング”について学んできました。
クラウドファンディング”は、前々から気にはなっていたのですが、なかなか踏ん切りがつかずにいたところ、数日前に知り合いの方から進められたので「このきっかけに学んでみよう!」と、急遽参加してきました。

クラウドファンディング”とは、簡単に言うと自分(たち)のプロジェクトに対して寄付を募り、予定金額に達した時点で活動を開始できる仕組み。(で、あってるでしょうか?)
もともと閖上日和山の手すりや社がこの仕組みを活用してできたことは知ってましたが、とは言え、「クラウドファンディング」ってなんぞや?どう取り組めばよいの?と中身が謎だらけでした。2日間受講した結論、やはり今回参加して良かったです。

講師の西村さんと受講生の皆さん
それぞれのプロジェクトを紙に書いて貼りだし、自分が
寄付者の気持ちになり誰にいくら払うかのワーク

数名のグループになり自分のプロジェクトを語り、聞く

参加者十数名との2日間、3〜4名のグループになり自分のプロジェクトを説明したり、相手のプロジェクトを聞いて疑問点を投げかけたり、誰とも話をせずにじっくりと考え込んだり・・・。企画全体の概要と自分たちだからこそできる理由、このプロジェクトを進めることで誰にどんなメリットがあるのか、を。
今まで使ったことのない脳みそをフル回転(頭の中でギシギシと音を立てながら)で、数人のグループワークで話しているとまったく異なるプロジェクトなのに、活動の根っこは「当事者意識(=自分ごと)を持ってもらうこと」で一致したり、「思いを伝える側と伝わる側の思いを“同期”させること」がクラウドファンディングかもねと納得したり。
今まで輪郭がぼんやりしていた形が、話をしているとじわじわとエッジが効いてくる感覚を何度も感じることができました。
共感を得て支援を集めるという点、自分勝手で独りよがりに陥らないように企画を立てるという点、それと、自分の企画の欠点は自分では見えにくいということもグループワークによって教えられました。
この2日間は、西村さんや一緒に受講する人たちの生の言葉によって、自分の考えを客観視して考えるトレーニングだったのかもしれません。

3日が経ち、あれこれ頭の中でアイディアが浮かんでは消えを繰り返していますが、せっかくなので、早々に「READY FOR?」にチャレンジしてみたいと思っています。

講師の西村さん、2日間大変お世話になりました。一緒に学んだ参加者の皆さん、皆さんのプロジェクトが立ちあがるのも楽しみにしております!工藤さん、「寺フェス」のご成功をお祈り申し上げます。
おかげさまで愉しくためになった2日間でした、ありがとうございました。


NAViS向かいの仙台サンプラザで受講仲間と昼食


NPO法人20世紀アーカイブ仙台
公式Web:http://www.20thcas.or.jp/
3.11市民が撮った震災記録Web:http://www.sendai-city.org/311.htm/
3.11キヲクのキロク、そしてイマ。Web:http://www.20thcas.org/

Eメール:info@sendai-city.org 電話022-387-0656