風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

9月7日(土)「昭和88年のエキヒガシを取材せよ」を終えて、考察。

「エキウラ」を「エキヒガシ」と呼ぶようになったのはいつ頃からでしょう。1997年にヨドバシカメラが2階建店舗マルチメディア仙台を竣工したあたりは、まだ「エキウラ」の呼び名の方が通りが良かったように思うので、ここ15年くらいのことでしょうか。

さて、9月7日(土)、「昭和88年のエキヒガシを取材せよ」というワークショップを開催しました。オモイデ・リレートークの後に孝勝寺や榴岡天満宮をまわる現地取材の後、80文字で原稿をまとめるというものです。





エキヒガシ一帯は大きく変貌遂げていますが、改めて歩いてみると、伊達家ゆかりの社寺やエキヒガシにしかない地域の「自慢のタネ」が点在していることに気付きます。名掛丁や二十人町、鉄砲町などの町名しかり、東街道や四ッ谷用水の痕跡も残るエリアでもあります。「自慢のタネ」は、ガイドブックに載っているモノではなく、アンテナを張った地元市民だからこそ見つけられるもの。





昭和時代の写真や古地図などを活用し、記憶に残る「エキウラ」時代の「自慢のタネ」を掘り起こしながら世代間・地域間交流を促すことができれば、新しい地元学に繋がるのではないかと思ったワークショップでした。

開府当時の仙台の中心地は芭蕉の辻。明治時代に仙台駅が開業してから中心は東へ東へと移動してきました。次はエキヒガシの出番、かもしれません。



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3.11キヲクのキロク、そしてイマ。Web:http://www.20thcas.org/

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