大手メディアは震災の酷さを伝えましたが、一方で生活者である市民の生活ぶりを伝えることはほとんどありません(できません)でした。これは大災害時のメディアの役割としては当然のことだと思います。
ただ、あの震災をジブンゴトにして発信するためにはもっと個人に寄って伝える必要があると考えました。それが「食」を通じ個々の小さな出来事を拾い集める「3月12日はじまりのごはん」のコンセプトです。3.11を“市民センサー”はどう捉えたのか、そして展示写真と来場者の経験がどのようにリンクしていくのか。
展示している約60枚の写真をご覧になり、ご自身の体験を付箋に書きこんでください。せんだいメディアテーク7Fで10月1日〜11月16日開催です。
スタッフの皆さん、搬入・設置作業お疲れ様でした。