公的施設と市民、それをつなぐメディアテーク(わすれン!)協働の震災関連展示「震災と暮らし」。
被災現場・遺物を強烈に見せるだけではなく、第三者的に遠くから離れてみる目線や、ぐっと近寄って自分事にして見せる工夫がなされている。なんというか、時々ぶっきらぼうで、時々緻密で、時々居心地悪くて、時々優しい。計画されているのにそれを無計画さのように装い、観るものに任せるような。単に不安を煽る、教訓を垂れ流すだけじゃない「震災と暮らし」。キュレーター、巧いなー。
せんだいメディアテーク1Fで25日(金)まで。7Fもぜひ。こういう展示こそ常設して欲しい。
詳細はこちら→「震災と暮らし」