風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

仙台七夕まつり、2015年の見事な飾り付け

七夕2日目も朝から快晴。昨日、仙台駅前からアーケード街の七夕を観てきました。

さすがに蒲鉾屋さん、呉服屋さん、和菓子屋さん、お茶屋さんなどの老舗の飾りは気合いが違います!
絢爛豪華な飾りがひしめき合う中で、気に入ったのが写真1枚目の三文字屋さん。飾りのメインはくす玉と吹き流しに取って代わられ、七つ飾りは隅っこに追いやられている感がある今の飾り。それが、七つ飾りのひとつ「紙衣」がメインとして吹き流しの下に5つ飾られています。伝統の飾りをこのように表現することもできるというアイディア。七夕の新しい飾りの見せ方にも応用できそうです。

三文字屋さんの飾り。七つ飾りのひとつ「紙衣」をメインとして、吹き流しの下に5つ飾るという新発想!
松澤蒲鉾さんの重厚な七夕飾り。毎年、楽しみにしている飾りのひとつ。
大正園さんの七夕飾り。真ん中の飾りの吹き流しには大正〜昭和時代の仙台七夕祭の写真をプリント。
「ノーモアナガサキ、ノーモアヒロシマ」を願う折り鶴だけで作られている「平和七夕」。仙台七夕まつりで飾られて今年で40回目。
昨年に引き続き、新意匠の七夕飾りを披露する鐘崎蒲鉾店さん。
一番町四丁目商店街に並ぶ糸幸毛糸店さん、キクチ文具店さん、折原鏡店さんの飾りは、まさに豪華な仙台七夕そのもの。
仙台かき徳さんの飾り。毎年、こけしをモチーフにした七夕を飾るのが、かき徳さんとしまぬきさんの2軒。