荒浜再生を願う会さん主催による「荒浜アカデミア」。第8回目となる昨日は、“なりわいの再生〜つくりて・つなぎて・つかいての立場から”がテーマ。
“つなぎて”をテーマに東北工業大学の菊地良覺先生、“つくりて”を仙台箪笥熊野洞の熊野彰さんがご講演。私も、荒浜の“つかいて”として、オモイデツアーの取り組みを紹介させていただきました。
ディスカッション中、何度も出てきた「ひと、もの、こと、場」というキーワード。荒浜地元の「人」がいて、古より荒浜には浜から生まれる「もの」があり、喜一さんが大事に作りあげた里浜ロッジという集まる「場」がある。そして、そこで行う「こと」こそ、オモイデツアースタッフが関わるところ。
ツアーがプラットホームになり、楽しいことが大好きスタッフのアイデアが形になっていけば、沿岸部の荒浜、蒲生、閖上はもっと面白くなると思う。
その後、メディアテークで、瀬尾さん、小森さんの作品「波のした、土のうえ」を鑑賞。陸前高田の地元の人たちにそっと寄り添うお二人の姿が、映像とナレーションから滲み出ていた。荒浜アカデミアの後だからか、より、まちと人について考えさせられた時間に。
-----
昨日は東北工業大の菊地先生と熊野洞の熊野さん、中島さんの話に頷くことばかり。荒浜再生を願う会さん、おかげで3.11オモイデツアーを考える良い機会になりました!ありがとうございました。もともと容量の小さい私の脳ミソはすっかり飽和状態です^^
田澤紘子さんによる講演・ディスカッションのまとめ