閖上から船で米や材木を運び「堰場(どうば)」で荷を降ろす。荷物を蔵に入れ一時保管していた場所が「御材木蔵」、「御米蔵」。舟衆が生活を営んでいた「舟丁」、材木を加工して専買権を与えられた「南材木町」、そして米穀類の専買権を与えられたのが「穀町」というまち。そんな営みを考えながら絵図を見直すと、河原町、堰場、舟丁、南材木町、穀町は舟運の一大拠点、仙台藩の「港町」であったことが伺える。
昨日の「せんだいコンセキ」で、木村浩二塾長から学んだ達人の視点。
➊大通りは見ない(無視する)
➋通りの両側を見れば町境が分かる
➌建物の向きを見る
➍行き止まりがあったらその先を見る
※2018年より毎月一回「古地図でまち歩きツアー」開催決定。