当時の人々の“仙台への誇り”が編集の核となっており、大正時代の仙台の風景や役所、学校、主な銀行・医師・醸造所・商店などが174ページにわたって紹介している貴重な資料となっている。
また、この「仙台アルバム」には住所も併記されていることから、大正元年発行の「仙台市全図（仙台地図さんぽ大正版）」と合わせて読むことで、いっそう仙台を重層的に楽しむことができる。（いつか復刻版を出版したい）
写真は、かつて芭蕉の辻の北東角にあった七十七銀行。（「仙台地図さんぽ（大正版）「19.大町界隈」左上（A-1）参照）
