仙台城大手門は、伊達政宗公による桃山様式大造作のひとつ。間口約20メートル、高さ13メートル。金箔置きの五七の桐紋、二十弁菊紋、花菱紋で軒下を飾り、威風堂々絢爛豪華な構えだった。慶長16(1611)年、日本沿岸測量で仙台を訪れたビスカイノら一行は、「城は日本の最も勝れ、最も堅固なるものの一にして」と本国スペインに報告したと記録に残る。(所蔵/風の時編集部 河北新報夕刊「仙台・あの日昭和の一葉」2019年7月2日掲載)
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