今日、大沢市民センター「大沢朗々学園」開講式で、お話しをさせていただいたテーマは“アルバムに貼られた写真で見て語る、あの頃の仙台”。
各家々の押し入れにしまわれているアルバムには、子どもの成長記録や家族旅行、家族の記念日、職場旅行がほとんど。子どもの入学式、花嫁さんの結婚当日の写真、近所のお祭りの写真、昭和時代に撮影された写真を見てノスタルジーに浸ることはとても面白いし、時間もあっという間に過ぎてしまいます。でも、懐かしむだけでは、ちょっともったいない気もします。
もし、写真に写っている服装や髪型、道具、またどこで何をしているところなのかを資料化し、バックボーンや意味を「言葉」にすることができたなら、次世代にもきちんとバトンタッチすることができるのです。
そのためにやるべきことは実はシンプル。「集め」「まとめ」「語る」こと。それをこのまちでやってみませんかー?ということをお話しさせていただきました。個人の記憶を集めると地域の記憶になることは、すでに3.11オモイデアーカイブで実証済み!新・地元学を始めてみましょう。
市民センターの職員の皆様、ご準備いただきお世話様でした。受講生の皆様、ありがとうございました。