北六番丁の四ツ谷用水本流などの“工事前後”が記録されている貴重な昭和初期の写真アルバムを、仙台市建設局下水道経営部からお借りしました。
その中に「榴ヶ岡通水路下水道工事」というタイトルで工事施工後の榴ヶ岡通の写真があり、おそらく、これは現在の榴岡小学校の南側の通りと東八番丁との交差点あたりから東側を撮ったもの。写真奥が榴岡天満宮、そして右側に写るのが片倉製糸場のようです。
写真には、「
昭和6年秋に銀杏を植樹し、
昭和7年4月に照明灯がつけられた」と記されていました。下水道工事記録には
榴岡天満宮参道下付近も含まれますので、もしかすると、JR
仙石線榴ヶ岡駅西側の銀杏並木はその時に植えられたものなのかもしれません・・・ということは、
榴岡小学校正門前の大きな銀杏も・・・?
遠い昔の町並みを写した一枚の写真から、いろいろ思い巡らせてみるのも楽しいものです。