戦時中、昭和18年の北材木町の風景写真。 - 風の時編集部【仙台の原風景を観る、知る。】

｢風の時｣読者から貴重な写真を寄贈していただきました
戦時中昭和18年の北材木町の風景写真です。

↑昭和18年北材木町（撮影：菅原正氏）

撮影場所は北材木町173番地。
下の昭和３年仙台市全図でいうと地図内赤丸の部分から、
右上方向（表小路）を見た写真です。

寄贈者の菅原さんのお宅から市役所、国分町方面を
写した風景だそうです。この通りには、鍛冶屋、軍のご用店、
製材所などが建ち並んでいたそうで、通り左側奥が佐正仏具店。
通り右側に日の丸の国旗が写っています。

↑昭和３年仙台市全図より一部拡大

↑昭和18年北材木町（撮影：菅原正氏）

この写真も北材木町。今度は向きを逆に撮ったものです。
地図で言うと赤丸の位置から左下方向になります。
寄贈者の家の前から撮影されたもので、
ラジオ体操している子どもたちの様子が写されています。
左側３階建ての建物は菊地工務店の材料置き場。
その向かいが工務店。
遠くに亀岡八幡神社の森が霞んで見えます。

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