昭和31年に流行った「ガード下の靴みがき」(歌:宮城まりこ)
蓄音機から、時代を超えて奏でられる音楽
蓄音機を針をレコードにそっと降ろす。
プチプチっというノイズの後に流れてくる音楽。
クリッククラブさんにおじゃました時に、見せて
(聴かせて)いただいた。
家にあったレコードプレーヤーは、故障してしまい
しばらく前に粗大ごみに捨ててしまったので、久しぶりに
聴いたレコードの音。盤面をきれいにふき取ってカセットに
録音していたっけ。
20数年前、初めてCDを聴いたときに「曲間にノイズがない!」
と驚いていた私。今聴くとレコードのノイズがなんとも懐かしい
のだから、なんともおかしな話。
楽曲はネットでも購入できる時代。それはそれで便利だから
今後ますます増えると思う。でも、アナログはデジタルとは
まったく異なるアプローチを見せるメディアとして(単に音楽を
聴くとか映像を見るという目的だけではなく)、新しい分野を
近く形成していくかもしれない。今まで趣味の世界と言われて
いたモノにまったく新しい価値(見方)が注ぎ込まれて。
蓄音機から流れる聴いたこともない楽曲を聴きつつ、
なんとなくそんなことを考えた。
今日の「河北抄」に納得。
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