2009年8月2日にせんだいメディアテークで開催された
シンポジウム「まちの記憶」レポートがwebにアップされました。
こちらをご覧ください
→http://www.smt.jp/machinokioku/report.html
基調講演は村松秀さん(NHKエデュケーショナル エグゼクティブ・
プロデューサー)の「市民の記録映像の魅力」。
全国各地のアーカイブ事例報告として、函館マルチメディア推進協議会
の渡辺保史さん、NPO法人横浜コミュニティラボデザイン・ラボの杉浦
裕樹さん、大阪のNPO法人remoの松本篤さん、そして私たちNPO法人
20世紀アーカイブ仙台の坂本英紀さんと私。
最近、ちょっと思うこと。
このシンポジウムのタイトルだった「まちの記憶」。
仙台という街の大きなエリアしかり、小径、川沿い、交差点という
人が行き交う場所しかり、商店街、住宅街も…
現在は過去の姿を変えてしまっていても、その場所にはその場所
ならではの見えない“街の記憶”がしっかりとインプットされている
ように感じるのです。
伊達政宗公が、河岸段丘の平野の上に「仙台」という町を設計し作った
時から、必要だからこそ作られた様々なもの…例えば、城や門、街道、
街道沿いの屋敷、用水、橋…それぞれの場所には、作られた理由が
はっきりしているものがほとんど。
その理由こそが、(今ではその理由が分からなくなってきたとしても)
なんとなく人々が持ち続けている“まちの記憶”なのではないかと。
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