風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

せんだいメディアテークのシンポジウム「まちの記憶」レポート。

2009年8月2日にせんだいメディアテークで開催された
シンポジウム「まちの記憶」レポートがwebにアップされました。
こちらをご覧ください
http://www.smt.jp/machinokioku/report.html




基調講演は村松秀さん(NHKエデュケーショナル エグゼクティブ・
プロデューサー)の「市民の記録映像の魅力」。

全国各地のアーカイブ事例報告として、函館マルチメディア推進協議会
渡辺保史さん、NPO法人横浜コミュニティラボデザイン・ラボの杉浦
裕樹さん、大阪のNPO法人remoの松本篤さん、そして私たちNPO法人
20世紀アーカイブ仙台の坂本英紀さんと私。





最近、ちょっと思うこと。
このシンポジウムのタイトルだった「まちの記憶」。

仙台という街の大きなエリアしかり、小径、川沿い、交差点という
人が行き交う場所しかり、商店街、住宅街も…
現在は過去の姿を変えてしまっていても、その場所にはその場所
ならではの見えない“街の記憶”がしっかりとインプットされている
ように感じるのです。

伊達政宗公が、河岸段丘の平野の上に「仙台」という町を設計し作った
時から、必要だからこそ作られた様々なもの…例えば、城や門、街道、
街道沿いの屋敷、用水、橋…それぞれの場所には、作られた理由が
はっきりしているものがほとんど。

その理由こそが、(今ではその理由が分からなくなってきたとしても)
なんとなく人々が持ち続けている“まちの記憶”なのではないかと。



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