風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

第1回3.11定点観測アーカイブ・プロジェクト公開サロン

第1回目となる、3.11定点観測写真アーカイブ・プロジェクト
公開サロン「みつづける、あの日からの風景」を、昨日(5月26日)
せんだいメディアテーク7Fでおこないました。
画像ご提供者5名のゲストをお招きし、ご自分の撮った写真を
もとに解説していただいた後、3.11を撮りつづける定点観測の
あり方について、みんなで一緒に考えました。
(2012年5月25日河北新報夕刊掲載)






先月、9カ月ぶりに気仙沼、南三陸を訪れてみて思ったこと
でもありますが、復旧・復興の過程は記録しなければ忘れられ
てしまうおそれがあります。復旧・復興がどう進んでいるのか、
あるいは進んでいないのかを、市民の目線でみんなで撮りつづ
けていこうと思っています。復興には長い期間がかかるでしょうが、
じっくりと取り組んでいきたいと思います。

参加者の話を伺いながら、定点観測をするということは、震災
当時と今の自分と向き合うことなんだということに気付かされ
ました。ご参加いただいたゲストの方々、観に来ていただいた
皆さん、ありがとうございました。

【6月16日公開サロンゲスト】
◇佐藤寛法さん
◇芳賀裕一郎さん
◇押野緑さん
◇村上美緒さん
◇村上ゆかりさん(以上5名)

【3.11定点観測アーカイブ・プロジェクト公開サロンとは】
公開サロンでは、震災の記録写真を撮影した市民の方々を
ゲストに迎え、震災後間もなく撮影された写真と、その後、
撮影された同じ撮影地の定点観測写真を、撮影者ご本人に
紹介していただくプロジェクトです。
写真をもとに、震災体験を参加者のみなさんと話し合い、
今後の定点観測にむけ、撮影の場所や時期、方法などを
一緒に考えていきます。

【今後の開催予定】
◆2012年
6月16日(土)…せんだいメディアテーク7F(14〜16時)
7月3日(火)…仙台国際センター(17時〜)
9月22日(土)…せんだいメディアテーク7F(14〜16時)
10月27日(土)…せんだいメディアテーク7F(14〜16時)
11月24日(土)…せんだいメディアテーク7F(14〜16時)
12月15日(土)…せんだいメディアテーク1F(14〜16時)
◆2013年
1月19日(土)…せんだいメディアテーク7F(14〜16時)
2月16日(土)…せんだいメディアテーク7F(14〜16時)

◆主催
NPO法人20世紀アーカイブ仙台
せんだいメディアテーク


「3.11」市民が撮った震災記録