“表現の自由”と“風評(実害)助長”という軸の問題だけなのだろうか。
この3年2ヶ月、ずっと蓋され続けていたテーマ。
映画監督や漫画・小説の作者は自分を通して発する映像、絵、文章、言葉がある。それらはそれぞれ作者の意図のもと自由に“表現”される。
その表現の仕方として“鼻血”が適切だったのかどうかなのではなく、今まで蓋をしてきた「福島のこれから」と「福島とこれから」を考えること。その課題に一石を投じたと考えれば良い。このままでは漫画は一時休載、しかし福島は語られずに一件落着してしまう。
賛否両論結構、福島を語るきっかけになれば、と願う。もちろん自戒を込めて。