「3.11オモイデアーカイブ」のFacebookはじめました。
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3.11からはじまる、
まちと人のオモイデをキロクする
というアーカイブ。
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震災アーカイブの利活用を考えたとき、3.11という日を基軸に復興の様子を伝えるだけではなく、むしろ、それ以前の生まれ育ったまちの風景や、そこに営む人々の想い出をクローズアップさせるツールになるのではないかと思っています。
震災後、関わった「ふたつの郷」、「オモイデピース」、「3.11オモイデツアー」。いずれも、昭和時代に撮影された写真資料を使うことでかつての風景をイメージで再現し、更地化してしまったふるさととの対比を明らかにしてきました。
3.11という大災害に遭うことで、私たちは様々なことに気づかせられました。私自身、アーカイブ活動は「地元」で「地味」に「地道」な活動であって、どれにも「地」が付くように、土地に根ざしたことを知り記録するということは、土地の「知」につながることだということを学びました。
3.11から現在までの復興の足跡だけを見るのではなく、3.11以前に目を向け、もう一度結び直しながら記憶を育て続けることで、本当のまちと人を知ることができるのではないかと考えています。
「3.11からはじまる、まちと人のオモイデをキロクする。というアーカイブ。」この言葉からイメージしたのは、海辺に集まった子どもたち各々が思い思いに語っているところ。おじいちゃん、おばあちゃんから聞いた昔の出来事や今日の学校であったこと、将来の夢の話しをする子。
少しだけ未来の宮城の様子。
その時、アーカイブにできることとはー。
佐藤正実
素敵な絵を描いてくださったのは佐藤勝則さんです。FBは→こちら