風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

3.11オモイデアーカイブ、今年初の全体ミーティング

 

昨夜の3.11オモイデアーカイブ・スタッフミーティングは、3月22日(日)に、3.11オモイデツアーを一緒に開催する「あれスペ実行委員会」の皆さんとの合同ミーティング。オモイデツアーとフェーズフリー(というかオモイデツアーの中のフェーズフリー的要素と言えば良いのか)という試みを、みんなの工夫で上手く運営したいところ。あれスペ実行委員会の皆様、オモイデアーカイブスタッフの皆さん、どうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>

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そして、東日本大震災から10年を迎える2021年3月を3.11オモイデアーカイブとして、どう迎えるかということも昨夜のもうひとつの議題。
10周年を節目として、2011年から現在までのまちと人の移ろい、復興の様子を伝える機会にしようという一方で、10年という数字がクローズアップされることに違和感があるという考えも。2021年3月11日だけが特別な年日ではもちろんないし、10年という「節目」が「一区切り」になってしまわないような配慮も必要なのでしょう。
ただ、残念ながら、どう抗っても10年という数字を境に(全国的に)人々の関心は大きく後退し、風化は進んでいきます。それに対して指をくわえだまって見ているしかないということではなく、10年を機に次の活動への一歩の年となれればと願っています。「‪10年」という数字だけが一人歩きしないよう、身丈に合った地に足のついた活動を、まずはコツコツと。これについては、さらにみんなでディスカッションを重ねてー。
ミーティングに参加してくださった皆様、ありがとうございました。

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