「ここダネ!」は古写真の新たな活用法のひとつとして、昨年度から風の時編集部が提案するプログラム。古い写真を懐かしむだけではなく、若い世代が自分たちの住むまちを新発見するツールにも使ってもらおうと、今昔定点写真を撮影、展示、交流、まち歩きを実施しています。
今日の河北新報夕刊で、上杉山中学校が取り組んだ「ここダネ!」を紹介していただきました。
上杉山中学校2年生が撮った今昔定点写真のひとつがこの市電の写真。上が昭和44年に撮影された北仙台駅前で、下は中学生が撮った現在の様子。市電とバスを同じ図画に入れて撮ることで、建物や道路ばかりではなく交通インフラを含め、地域の変化が分かりやすく表現されています。
これらのパネル10枚は、現在、上杉山通小学校に移設し展示中です。
「ここダネ!」の定点撮影、写真セレクト、展示と全般的に関わってくれた上杉山中の生徒さんたち。熱心に、そして楽しんで参加してくれました。ありがとうございました。
「ここダネ!」/仙台市市民文化事業団 助成事業