風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

県民会館や美術館はただのハコモノ?

県民会館と美術館が宮城野原にまとめて建替え・移転するという構想が、突然降って湧いてきた。なんと「委員からは相乗効果を期待する声が多く、集約に異論は出なかった」という段取りの良さ。しかも、施設配置3案まで提示するという手際の良さ。
大切な文化施設である県民会館も美術館も、テナントビルみたいなハコモノなの?まずは移転ありきで、空地に効率よく建ててしまおうという発想にしか見えず、どうも愛情を感じないなー私には。

https://www.kahoku.co.jp/tohokun…/201911/20191119_11007.html

f:id:kaze_no_toki:20191122110717j:plain

 

河北新報で「安政補正改革仙府絵図」が紹介されました

戦災焼失した「安政補正改革仙府絵図」を見やすく再現した厚緜広至さんが、今朝の河北新報で紹介されました。(しかも社会面)

金港堂、博物館ミュージアムショップで販売中です。また、丸善紀伊國屋書店、ヤマト屋書店三越店、八文字屋書店泉店・セルバ店、あゆみブックス、ブックスなにわ泉店、宮脇鈎取店、ジュンク堂書店でもまもなく販売開始します。

(遠方の方は風の時編集部の楽天市場店でもお求めいただけます→

www.rakuten.co.jp

f:id:kaze_no_toki:20191122104524j:plain

 

「金洗沢」「砂押町」という地名と赤茶けた川の意味

11月17日(日)は地名の達人 太宰幸子さんと、初の仙台城外でのコンセキ発掘。

「金山」「金洗沢」「砂押町」「鍛冶屋敷」という地名と赤茶けた川が示すのは、稲作の必需品【鉄】だったのかーなるほどー😮

多賀城以前、陸奥の国を統治していた郡山官衙から数km程度しか離れていない富沢・西多賀界隈に一大工業地帯があったとは。
f:id:kaze_no_toki:20191117111220j:plain

f:id:kaze_no_toki:20191117110414j:plain

旧城下エリアでは伊達政宗公が仙台を治めてから400年間の歴史が中心だけど、ちょっと離れると一気に縄文・弥生時代まで飛んでしまうという、仙台の奥深さと面白さを感じたコンセキ発掘塾でした。太宰さん、木村さん、スタッフの皆さん、参加者(塾生)の皆さん、ありがとうございましたー。

おかげさまで2週連続一位<(_ _)>「安政補正改革仙府絵圖(令和版)」

f:id:kaze_no_toki:20191117155333j:plain

安政補正改革仙府絵圖(令和版)」制作者 厚緜広至さん&仲間の皆さんの情熱によって生まれた“読める古絵図”という新ジャンル。160年前に描かれた絵図がしっかり読めて活用の幅が広がる絵図です。

金港堂さん、仙台市博物館ミュージアムショップさんはじめ、仙台市内主要書店さんでも販売中です。各店には見本も置いてますので、どうぞお手にとってご覧ください。1,500円(+税)。また、市外の方は風の時編集部楽天市場をご利用ください→https://item.rakuten.co.jp/kazenotoki/10000016/

東北大学植物園より川内萩ホール方面を望む(昭和38年)

青葉山の植物園内から、東北大学創立50周年記念講堂(現:川内萩ホール)方面を撮影。手前の白壁の建物群は駐留米軍将校宿舎として建築され、多くは4世帯の2階建て棟割り長屋だった。撮影当時は公務員宿舎として再利用され、現在は東北大学川内南キャンパスに。(撮影/熊谷正純さん 所蔵/風の時編集部 河北新報夕刊「仙台・あの日昭和の一葉」2019年11月12日掲載)

f:id:kaze_no_toki:20191114184050j:plain

 

おかげさまで週間ベストセラーで一位<(_ _)>

11月5日発売の安政補正改革仙府絵図(令和版)」(製作/厚緜広至さん)が、おかげさまで金港堂さんの週間ベストセラーで一位になりました<(_ _)> お買い上げいただきました皆様、ありがとうございました!!(なんと2016年に発売した「正保絵図1645」も10位にランクイン!)
仙台市博物館ミュージアムショップさんでは11/6〜発売、市内主要書店さんでは今週後半から順次発売予定です。風の時編集部 楽天市場でもお求めいただけます。どうぞよろしくお願いいたします。

f:id:kaze_no_toki:20191114151625j:plain

 

「レイドバック・センダイ2019」無事終了しました

仙台の老舗書店の金港堂さんを会場に、3年間実施してきた「レイドバック・センダイ」。昨日無事に全スケジュールを終了しました。

f:id:kaze_no_toki:20191112072646j:plain


レイドバックのタイトル通り、くつろいだ気分でのんびりと仙台を学ばせていただきました。講師の先生方、スタッフの皆様、ご来場いただいた皆様に心より感謝いたします♩ありがとうございました。

新作の古絵図「安政補正改革仙府絵圖(令和版)」にぬだばる人たち^_^

「レイドバック・センダイ」5日目のトークは、古絵図をこよなく愛する伊達武将隊 支倉常長さんの「支倉常長と愉しむ仙台城下絵図」。「安政補正改革仙府絵圖(令和版)」の最大の特徴は“容易に読めること”。常長さん没260年後に描かれた安政絵図を楽しみながら学ばせていただきました。常長さん、そして来場者の皆様ありがとうございました<(_ _)>

f:id:kaze_no_toki:20191108073729j:plain

f:id:kaze_no_toki:20191108073907j:plain


常長さんのお話の前に踊っていただいた大町さんの「正調さんさ時雨」も素敵でした。今年のレイドバックは笛や踊りとの芸能とのセット共演が定番になっているようです^_^

「安政補正改革仙府絵図(令和版)」本日発売

お待たせしました。「安政補正改革仙府絵図(令和版)/製作 厚緜広至さん」は、本日11月5日より金港堂さんで先行販売します。(市博物館ミュージアムショップさんは11/6〜、市内書店さんは今月中旬より順次発売)

f:id:kaze_no_toki:20191114180752j:plain


また、今夕17:00~18:30は伊達武将隊 支倉常長さんによるトークイベント「支倉常長と愉しむ仙台城下絵図」を催します。どうぞお気軽にご参加ください。 

仙台自転車の前輪はリアカーのタイヤ

白萩町のおまつりにお邪魔し、芋煮・焼きそばの美味しそうな香りが漂うお昼時に、集会所で昭和の写真を楽しむ会を受け持たせていただきました。
仙台駅前や東一番丁を中心に写真をご覧いただいたのですが、面白いネタをひとつ仕入れてきました♩

 

f:id:kaze_no_toki:20191108074354j:plain

f:id:kaze_no_toki:20191108074410j:plain

荷物を運ぶのに大活躍した仙台自転車(運搬自転車)は、ハンドルの前に荷台があるのが特徴ですが、前輪がリヤカーのタイヤだったらしいですね。確かに三俵の米などを乗せて走るわけですから普通のタイヤではパンクしてしまいますもんねー。写真を見ると後ろに比べて前のタイヤが太いように見えます。リアがフロントに^ ^ そうだったのかー。