子どもの頃、赤と青のフィルムのついたメガネで
絵を見ると浮き上がってくるのがありましたね。
左右の目で別々の色を認識し、その差が立体感を
生み出す、例のあれです。
昨日ある方から画像を加工してしただきました。
それは絵ではなく普通の写真が赤と青に変換されて
印画紙になっている状態のもの。
メガネで見るとぐわーっと写真が浮かびあがってきて
迫力満点。(ここにその画像を載せられないのが残念です)
その方の話では、メガネを使わずに鏡だけで立体視できる
方法もあるらしいです。まだ東北・北海道方面では
なじみのない技術だそうですが、そのうちに観る機会が
出てきそうですね。
↑昭和31年頃の仙台・青葉まつり(撮影:阿部幹夫氏)
ちなみに画像処理をしていただいたのは、この写真です。
馬の鼻と御神馬を曳く白装束の男の人が前面に出てきて、
それを見る通り沿いの人々がやや後ろに、そして民家が
その後ろに…といった具合です。
なかなか言葉では説明しにくいのですが、滑らかに
立体化された写真は、あたかも“そこにいるような気分”に
なります。3D写真で「昭和30年代の仙台にタイムスリップ」
なんて、なかなかオツなことかもしれません。
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