大変お待たせしました。A0判で先行発売した「大正仙臺 東西南北」の古地図アプリを本日リリースしました。
前作「仙台地図さんぽ」同様、GPS機能付きですので明治時代の仙台近郊地図上に自分のいる現在位置が常に表示されます。現在地図との切り替え表示も可能です。
◎iPhone、iPad版ダウンロードはこちらから (600円)
◎Android版団ロードはこちら(600円)
また、原図を高い解像度でスキャンしてアプリ化したため、例えば、“雪形六出の構え”と呼ばれた「宮城集治監」(現・宮城刑務所)もここまでアップして見ることができます。現在地をアプリで確認し大判地図で全体を閲覧する。あるいは大判地図を見て気になる場所をアプリで拡大して見る。そんな使い方がおすすめです。
「宮城集治監」(現・宮城刑務所)もここまでズームアップ可能
仙台市泉区七北田でアプリを起動。GPS感度も良好。
「大正仙臺 東西南北」とは
「大正仙臺 東西南北」は、大日本帝国陸地測量部が1905年(明治38)年に測図し、1925年(大正14)年に発行された、2万分の1の仙台地形図です。
本原図は「仙臺近郊 東部」、「仙臺近郊 西部」の2枚からなりますが、復刻版およびアプリ製作にあたり1枚に統合することで、東は仙台市若林区荒浜、西は仙台市青葉区折立、南は仙台市太白区中田町、北は仙台市泉区七北田の各界隈を示す地図としました。
市中心部周辺の様子を知る手がかりとして、例えば、現在は廃線となった秋保鉄道や仙台軌道、また、奥州(陸羽)街道添いに点在する宿場町、旧道に形成された街並み、その他、地名や土地利用状況など、90年前の詳細な情報が盛り込まれております。前作「仙台地図さんぽ」ユーザーからもリクエストの多かった地図をお楽しみください。