風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

「みやぎの・アーカイ部」のおためし部活動開始。

「何かおもしろい物はないかー?」と、きょろきょろしながら約2時間、駅東口を歩いた昨日の「みやぎの・アーカイ部」の部活動。

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まずはアエルの展望台にのぼり、約10年前に撮影された写真と見比べながら、X橋界わいの二十人町や鉄砲町、車町界隈の街並みの変化を30階から確認。その後、鉄砲町にお店を構えていた 小原夫美雄さんと一緒に、お店があった場所まで移動。三軒長屋の一角だったお店は今は駐車場になり、近所で残っているのは藤原屋さん一軒のみ。

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この10年でガラリと変わった仙台駅東エリア。X橋や地下道、東七・八番丁など、学生時代に 庄子 喜隆さんが撮った昭和52年の写真と現在とを見比べたりすると、さらに「どこコレ?」度は増す一方なわけです。撮影場所を言われなければ、どこか別のまちの街並み?とさえ思えてくるほど。40年前にこの辺りに住んでいた人を連れてきたら「ここは駅裏じゃない!!」と言い出して、おそらく信じてもらえないでしょうね。

 

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最後は明治20年から二十人町で営業を続けるの沼田種苗さんへ。店内でお茶と自家製いちぢくをいただきながら昭和時代のお話しを30分ほど伺いました。ちなみに、お母さんは農家生まれだったので、沼田種苗さんに嫁いできてのんびりと起床するのに驚いたそうです。また、いろいろお話しを聞かせてもらわなければ。昨日は、こんな感じで軽ーい部活でした。

実は、いちぢくを約40年ぶりに食べたのですが、これが絶品な味付け!沼田種苗さんのいちぢくはお店で買えますので、ぜひご賞味くださいー季節限定ですよ。

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