春蘭亭は400年以上前に作られた「旧鈴木家武家住宅」。
太宰治「パンドラの匣」の映画の撮影(2008年12月4〜5日に
撮影)でも、真夏のシーンで春蘭亭が使われたとお店の方に
教えていただきました。
素朴で華美な装飾もありませんが、当時の地方武士の暮らし
の様子が伝わってきます。登米町指定有形文化財指定。
“「鈴木家は、紀伊の国(今の和歌山県)熊野の鈴木氏から
分かれた一族であり、鈴木将監重信公の代に、登米伊達
初代藩主相模宗直公が、水沢城より登米に移るに伴い
慶長9年に移住し班列一族、知行高6211丈を賜り外道川原
に戦功をたてた。
元禄時代頃、鈴木家の屋敷は後小路東角地に見出せるが、
天保10年以後に現屋敷に移ったものであり、登米の武家屋敷
の一般形式とは異なり「直ご家形式」になっているのが特徴である。
本施設は、登米町の武家住宅に接し投じの面影をしのんで
いただくため、無料休憩場「春蘭亭」として整備したものである。
平成2年3月 登米町” (案内板より)
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