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広瀬通から一番町四丁目商店街アーケードを北（市役所方面）に70〜80メートル歩くと鍵形の交差点とぶつかる。その左側の通りが「虎屋（とらや）横丁」。
現在「いたがき」があるこの場所は、大正時代には仙台でも一二を争う有名料亭「宮古川」が店を構えていた。向かい側の江陽写真室は、かつて「森徳座」という活劇場・映画館。その他、「八百粂（やおくめ）」、「ブラザー軒」などの有名店が通りに軒を連ねる。
「虎屋横丁」は、藩政期末頃から呼ばれはじめた比較的新しい横丁名で、国分町の東南角に虎屋という薬種屋があり、店頭に木彫りの虎が飾られていたのが起こりと言われている。
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