2020-06-19 仙臺クロニクル「表小路(おもてこうじ)」① 地域アーカイブ(編集部雑記) 風の時編集部 仙台市役所の正面前の通りを「表小路」とよぶ。1817(文化14)年、宮城県庁(地図中央部分)構内に、勾当台通に面して国内屈指の仙台藩藩校「養賢堂」が建築された。その際、表門前を幅広くとり、表通りという意味で、以降、国分町から表門までを表小路と呼んだ。1885(明治18)年に仙台区役所ができ、4年後に市制が施行され仙台市役所となった。 (河北新報夕刊「仙臺クロニクル 古地図と古写真で観る、原風景。」2020年6月16日掲載)