今日は柏木市民センターで、2003年に撮影された地域の写真とそれをもとに館長が定点撮影した写真をスクリーンに映し出し、参加者に思い出を尋ねる交流形式の講座「ここダネ!教えてまちの達人!」を開催しました。
長く通丁や八幡町に住んでいらっしゃる方、2年前に引っ越してこられた若いご家族、2003年当時に柏木市民センターさんで撮影を企画担当された職員さんなどが来場され、写真をもとにじんわりと多世代交流が生まれる良い場。印象的だったのが、本郷だるま屋さんのお店の前に並んでいた製作中のだるまが、台座~張り子~赤色のだるま~青色のだるまへと仕上がっていくことで季節感を感じる、と仰っていたお母さんの想い出。地元ならではですね。
<参加者の声(センター実施アンケートより抜粋)>
・自分の住んでいる場所がどんなところだったのか、そのような生活があったのかを知れて面白かった。
・写真に写るもの(だるまやさんのだるまの色なども地域の風物詩だったなど)から読み取れる地域の文化や季節が垣間見れることが面白かった。
・地域の記録を取っておいて良かったと改めて思った。
・転入して間もないが、地域のかたと知り合えたり交流できる機会は無いから良かった。
・以前のこの地域について、皆様のお話を聴けて良かった。歩いてみたくなった。
・今回をスタートとして、このような試みまた資料の収集、保存などセンターが頑張ってほしいと思う。
・若いころは地元に興味がなかった。「地元愛覚醒」若いうちに目覚められるようにいろいろ企画を展開してほしい。
・この地域に住むようになり2年程で、今回参加して身近な風景が新鮮に見えるようになり興味深い話をきけた。家族で近所を散策してみたい。
・過去と現在の写真の比較だけでなく、来場者による生の解説がきけたのがよかった。
・写真にまつわる話や思い出が聴けて良かった。
主催/柏木市民センター 風の時編集部
助成/(公財)仙台市市民文化事業団
協力/青葉区中央市民センター 地域誌「柏木界隈物語」を活用して街を元気にする会同窓会