風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

昭和時代の写真のアーカイブと活用術

仙台市歴史民俗資料館さん人気の特別展「なつかし仙台5」で、12月10日(日)「昭和時代の写真のアーカイブと活用術」をテーマに講座を担当させていただきました。
“何もない地元”と思っていたけれど、実は楽しめる宝物がたくさん隠れています。それらを昭和時代に撮影された写真や古地図などを使って掘り起こして楽しもう、という術をご紹介しました。

「① 想い出を語る」 「②撮影場所を特定する」 「③定点で撮影する」 「④古地図と合わせて見る、歩く」 「⑤まちを新発見する」という5つの活用法をご紹介しましたが、特に③④⑤はカメラや地図を持ってまちを歩きながら楽しむ活用法で、そのままFWやまち歩きのイベントとしても使えますし、さらに⑤は昭和時代を知らない若い世代でも楽しめる取り組みです。
アーカイブは大切な資料ですが、箱に大事に仕舞い込むのではなく使ってこそ活きるもの。町内会でのまち歩きや世代交流の催し、学校での地域学習など、地域ネタの掘り起こしにお役立てください。
まちのアーカイブは、そのまちで使うとさらに美味く味わえます。その意味では記憶も“地産地消”かもしれません。
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●活用① 「想い出を語る」
写真から記憶を想起し、それぞれの想い出を語り合う

●活用② 「撮影場所を特定する」
記憶とリサーチで写真の撮影場所を特定する

●活用③ 「定点で撮影する」
現地を訪れ、昔の写真と同じ場所で写真を撮る

●活用④ 「古地図と合わせて見る、歩く」
写真と古地図を合わせて見て、歩く

●活用⑤ 「まちを新発見する」
懐かしいだけではない使い方
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