藩政時代、城下の町々は正しい丁名・町名以外にも、よく俗称名でも呼ばれていた。東一番丁には仙台藩の塩蔵と糠蔵が建っており、現在の広瀬通の西北角(ディズニーストア向かい)に糠蔵あったことから、大町から北を「糠蔵丁(ぬかくらちょう)」、大町から南の柳町までを「塩蔵丁(しおくらちょう/しぐらちょう)」とも呼ばれた。<※大正元年地図下端に(元ヌカクラ)表記あり>
寛文8〜9(1668〜1669)の仙台城下絵図には「御糠藁蔵(おぬかわら)」と記されている。
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