2019-10-31 原町(はらのまち) 風の時編集部 旧町名を「南目(みなみのめ)」と言い、中世には国分三十三ヶ村の大庄屋が置かれた。仙台開府後は塩竈街道から仙台に入る細長い町場を形成し、城下東方では最初の宿駅として藩政期の絵図にも名が記されている。西端には藩の米蔵や材木蔵が置かれ、明治~大正期には宮城郡の治府として郡役所が置かれた。明治22年に南目、苦竹、小田原三村が合併し原町となり、昭和3年に仙台市と合併。