風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

「ウィンターフェス!」に初参加

平日フェス!さんからお誘いいただき、昨日は高砂市民センターで行われた「ウィンターフェス!」に参加してきました。3年ほど前からお話しはいただいていたのですが、毎年オモイデツアーなどと重なっていたため、今回初めての参加でした。ありがとうございました「ウィンターフェス!」の賑わいぶりは聞いていましたが、ピアノ&バイオリン演奏ありダンスパフォーマンスありで、センター内は大賑わい。

f:id:kaze_no_toki:20191202110925j:plain

3.11オモイデアーカイブは15分間の持ち時間をいただき、高砂市民センターさんと中野ふるさとYAMA学校さんと一緒に作ってきた「日本一低い日和山登山&3.11オモイデアーカイブ」の映像をご覧いただきました。来年のオモイデツアー参加者&日和山登山者がさらに増えると嬉しいですね(ちなみに登山は7月5日です)。

瞳に栄える写真たち 学生が見た若林の魅力

昨日、若林区文化センターで催された市民企画講座「瞳に栄える写真たち 学生が見た若林の魅力」に参加してきました。
東北工業大聖和学園の写真部の皆さんが撮影した、泰心院山門(旧仙台藩校門)や南染師町の永勘さん、農業園芸センターなどを撮影者自信がその意図を語るという会。そして、それをあたたかく見守る先輩方。
やっぱり“わが町自慢”は聞いていて嬉しくなりますねぇー!学生さん方、これからもたくさん若林の魅力を探ってくださいね。 

f:id:kaze_no_toki:20191202110205j:plain

f:id:kaze_no_toki:20191202110221j:plain

 

東二番丁小学校前にあった歩道橋(昭和63年)

交通量の増大により、歩道橋は昭和30年代後半から40年代にかけて多く建設されてきたが、その後、景観や老朽化、バリアフリー化などの理由から撤去が進んだ。
東二番丁通にも仙台市立病院(現、第一生命タワービル)前などに架設されていた。写真は東二番丁小学校前の歩道橋が撤去される前日の様子。

f:id:kaze_no_toki:20191125100943j:plain

(撮影/熊谷正純さん 所蔵/風の時編集部 河北新報夕刊「仙台・あの日昭和の一葉」2019年11月26日掲載)

「安政補正改革仙府絵図」の取扱店が増えました。

安政補正改革仙府絵図」は金港堂さん、仙台市博物館ミュージアムショップさんで販売しておりましたが、昨日(11月25日)より下記書店さんでも販売を開始しました。引き続きよろしくお願いいたします。

丸善
紀伊國屋書店
・ヤマト屋書店三越
・八文字屋書店泉店
・八文字屋書店セルバ店
あゆみブックス
・ブックスなにわ泉
・宮脇鈎取店
ジュンク堂書店

f:id:kaze_no_toki:20191126080306j:plain

 

宮城野区の良さを学び発信する「みやぎの・アーカイ部」第2回目のミーティング

先月、みやぎの・アーカイ部の有志で仙台駅東口の藤村広場やアエル展望台、X橋(宮城野橋)、名掛丁、元寺小路、鉄砲町界隈を歩いた「おためしフィールドワーク」のふり返りミーティングを宮城野区文化センターで行いました。

f:id:kaze_no_toki:20191121193836j:plain


仙台発祥の回転寿司を考案した元禄寿司が、かつて教育用用品を販売するお店だったことや、名掛丁が線路を越えてつながっていること、思案橋は他のまちにもあることなど、歩きながらじっくり見たり、地元の方の話しを聞くことで出会える新発見するコツや面白さを共有しました。

f:id:kaze_no_toki:20191121195854j:plain

その後、仙章堂 庄子さんが約25年前に車載カメラで撮影した二十人町・鉄砲町の動画をみんなで鑑賞。メンバー同士、様々な想い出や情報が飛び交い、これからの活動のヒントも語られた「みやぎの・アーカイ部」のミーティングでした。
次回も楽しみです。

「瞳に栄える写真たちー学生が見た若林の魅力ー」

若林区の魅力を伝えるため、東北工大と聖和の写真部の皆さんが区内の写真を撮って展示するという企画のお手伝いをすることになり、昨日はその打合せ。熱心な写真部の学生さんが進行も担当するらしいです。偉いですねー。
「瞳に栄える写真たちー学生が見た若林の魅力ー」は11/30(土)13:30〜15:30若林区文化ホールで開催です。その後巡回展も実施とのこと。ぜひご覧ください。

f:id:kaze_no_toki:20191124101748j:plain

f:id:kaze_no_toki:20191124101800j:plain

 

東京新聞で『安政補正改革仙府絵図(令和版)』が紹介されたもよう

昨日、東京新聞の記事を見たという関東圏の方から、多数「安政補正改革仙府絵図」の問い合わせをいただきました。ネット検索してもヒットしませんでしたが、友人が新聞を数部購入し、早速写真を撮って送ってくれました。戦災焼失した安政絵図を丁寧に再現した厚緜さんの作品、多くの方の手に渡り楽しんでもらえると嬉しいです。
安政絵図は楽天市場でも販売中です(本体1,650円)こちらからもどうぞ 

f:id:kaze_no_toki:20191122154253j:plain

item.rakuten.co.jp

愛称募集で決まった「青葉通」(昭和33年頃)

元丸光デパート(後のさくら野百貨店)から撮影された雨の降る青葉通。
戦後の復興事業で、定禅寺通、東二番丁通などの既存道路は拡張し、仙台駅前から西公園までは新しい道路を通すことになった。これが「青葉通」。
通り名の「青葉通」は、「広瀬通」とともに1947(昭和22)年に6千通を上回る愛称応募の中から選ばれた。当時、歩道と車道の間にはグリーンベルトが設置されていた。

f:id:kaze_no_toki:20191122110111j:plain

(撮影/阿部幹夫さん 所蔵/風の時編集部 河北新報夕刊「仙台・あの日昭和の一葉」2019年11月19日掲載)

当たり前過ぎて気付かないモノ

f:id:kaze_no_toki:20191115102159j:plain

暮らしの中の極々普通に見えるモノが、実は普通じゃないってことが良くあって。地名、坂、道、川、堀だけじゃなく、ただの石や木、信号だって。これってそんな特別なものだったの?って知ると誰かに教えたくなったり。そんなこと、まちなかにも沿岸部にもあちこちに結構埋もれているんですよね。

 

考えてみると、風の時編集部しかり、20世紀アーカイブ仙台、3.11オモイデアーカイブ、せんだいコンセキ発掘塾、みやぎの・アーカイ部、ジモトアーカイブせんだい、レイドバック・センダイも、底辺探ればやってること全~部“自分のまちの宝物探し”で一緒(←芸がないって言えば芸がない^^)当たり前のモノを当たり前として見過ごさないようヨソモノ視点も必要なんでしょうね(←自戒も含め)