風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

2019-01-01から1年間の記事一覧

新作の古絵図「安政補正改革仙府絵圖(令和版)」にぬだばる人たち^_^

「レイドバック・センダイ」5日目のトークは、古絵図をこよなく愛する伊達武将隊 支倉常長さんの「支倉常長と愉しむ仙台城下絵図」。「安政補正改革仙府絵圖(令和版)」の最大の特徴は“容易に読めること”。常長さん没260年後に描かれた安政絵図を楽しみなが…

「安政補正改革仙府絵図(令和版)」本日発売

お待たせしました。「安政補正改革仙府絵図(令和版)/製作 厚緜広至さん」は、本日11月5日より金港堂さんで先行販売します。(市博物館ミュージアムショップさんは11/6〜、市内書店さんは今月中旬より順次発売) また、今夕17:00~18:30は伊達武将隊 支倉…

仙台自転車の前輪はリアカーのタイヤ

白萩町のおまつりにお邪魔し、芋煮・焼きそばの美味しそうな香りが漂うお昼時に、集会所で昭和の写真を楽しむ会を受け持たせていただきました。仙台駅前や東一番丁を中心に写真をご覧いただいたのですが、面白いネタをひとつ仕入れてきました♩ 荷物を運ぶの…

「レイドバック・センダイ」濃密な一日でした♩

安政絵図のディープなお話しをしていただいた 千葉さん、 厚緜さん、 村上さん、そして参加してくださった皆様、今日はありがとうございました!安政絵図の使い方や製作裏話などをたっぷり聞くことができて幸せでしたー(3講座とももっとたくさん聞きたかっ…

レイドバック・センダイ始まり始まり

今年3回目となる「レイドバック・センダイ」、初日は木村浩二さんの「城下町仙台 東と西を分けた断層と段差」からスタート。30席満席! 「安政補正改革仙府絵圖」は藩政期に描かれた最後の仙台城下絵図。戦災で焼失してしまい、複製された黒白資料だけが現存…

「レイドバック・センダイ 2019」明日から

厚緜さんが再現した160年前の安政絵図カラー‪版‼️文字がくっきり読めて、ほんと素晴らしい〜♩ 今回もリコーさんのご協力で3.5mに拡大した大判プリントを床に貼りましたのでたっぷりとお楽しみください。明日からいよいよ10日間の会期でスタート!サンモール…

原町(はらのまち)

旧町名を「南目(みなみのめ)」と言い、中世には国分三十三ヶ村の大庄屋が置かれた。仙台開府後は塩竈街道から仙台に入る細長い町場を形成し、城下東方では最初の宿駅として藩政期の絵図にも名が記されている。西端には藩の米蔵や材木蔵が置かれ、明治~大…

アーケード完成間もない頃の東一番丁(昭和32年頃)

手前の広い通りが東一番丁(現一番町四丁目商店街)で、アーケードが完成して間もない頃の写真。写真中央の奥に延びる小道の先は稲荷小路で、左角には現在も営業を続ける福寿司が写る。右側バルコニーの建物は喫茶店「未完成」。店内はクラシック音楽が流れ…

仙台駅東口の新しい地図づくり

昨夜は駅東口まちづくり協議会の地域マップ作りミーティング(のお手伝い)。この数十年で大きく変化した仙台駅東口の今昔を、マップにどう落とし込んで見せるかというテーマで話しあい、アイディアが次々‼️と出て大枠が決定ー。好みに合わせてアレンジも可…

最後にやってくる、伝えるための大衆文化

災後、伝えるための大衆文化は、映像や文学、アートなどのノンフィクションからフィクションの順に生まれ、最後に遅れてやってくるのがフィクション映画だと言われていたけれど。。。(誤解を恐れずに言うと)最後の最後に出番がまわってくるのが喜怒哀楽の…

今シーズン初のはらこ飯

今秋、やっとはらこ飯。あゝこれで心置きなく冬を迎えられるー。

せんだいコンセキ発掘塾、昨日の大雨で出現した水路

昨日の大雨もあがり穏やかな朝。今日の「せんだいコンセキ発掘塾」達人はスリバチ学会の皆川さん。仙台屈指の凸凹地形を歩きます。今日はまち歩きではなく、山歩きの体で。さ、登山にlet's goー。‬

きっと、根が張ってるから活動がブレていないのだと思う

全4日間、のべ16名のスタッフ・関係者に聞いた“震災後、何に関心が向いて現在に至るのか”。各人5分間の映像にまとめていて気付いたことがあります。それは、2011年以後に新たに始めた活動なのではなく、元々取り組んでいたことや関心のあったことの大切さを…

「よみがえる1951」の書評

人生最初で最後の書評が今朝の河北新報に掲載されました。 ありがとうございます。

今年も金港堂さんの2Fで「レイドバック・センダイ」開催します

床に古絵図を貼り、講師から絵図にまつわる仙台の歴史を学ぶ「レイドバック・センダイ」を今年も開催します。会場はもちろん金港堂さんの2F、存分にヌダバリに来てください。また、風の時編集部35作目となる新商品「安政補正改革仙府絵図(令和版)」も準備…

「よみがえる1951」

人様が丹念に作った作品を評するなど何様だと思いつつも、この度ご縁があり生まれて初めて“書評”などというものを書かせていただきました。「よみがえる1951」は貴重な資料が満載、必携ですよ。(書評は10/20河北新報掲載予定だそうです)

「みやぎの・アーカイ部」のおためし部活動開始。

「何かおもしろい物はないかー?」と、きょろきょろしながら約2時間、駅東口を歩いた昨日の「みやぎの・アーカイ部」の部活動。 まずはアエルの展望台にのぼり、約10年前に撮影された写真と見比べながら、X橋界わいの二十人町や鉄砲町、車町界隈の街並みの変…

台原に向かう上り坂(昭和32年頃)

愛宕上杉通から北方面の堤町、台原に向かう上り坂を、仙山線高架橋より撮影。この「愛宕上杉通」は戦後新設された道路で、1980年代初めに愛称が募集され命名された。道路中央の橋が架かっているところが梅田川。道路左奥には現在、仙台市青葉体育館が建つ。 …

仙台市交通局北二番丁車庫(昭和51年)

仙台市電最終運行日の北二番丁車庫構内を写した写真。昭和51年3月31日は運転最終日ということもあり、市民も自由に車庫構内に立ち入ることができた。この車庫の跡地が現在の市交通局の向かい側にある市営バス木町通駐車場である。 (撮影/熊谷正純さん 所蔵…

『3.11オモイデアーカイブ展~見る、聴く、話す。それぞれの3.11~(ちゃぶ台で聴きましょ)』本日より開催。

本展タイトルは、“見る、聴く、話す。それぞれの3.11”ですが、その名の通り、10月5日(土)、6日(日)、19日(土)、20日(日)の4日間は、スタッフおよびお世話になっている関係者に「震災後、何に関心が向いて現在に至るのか」について約1時間お話しを伺…

日之出ビル解体。駅前に見慣れない風景が出現

仙台駅前の日之出ビルがすっかり解体され、防護壁&ネットも外されたもよう。昭和32年竣工の建物だったから、建設期間も含めると更地になったこの風景は約70年ぶり。

「3.11オモイデアーカイブ展~見る、聴く、話す。それぞれの3.11~(ちゃぶ台で聴きましょ)」

「3.11オモイデアーカイブ展~見る、聴く、話す。それぞれの3.11~(ちゃぶ台で聴きましょ)」開催のお知らせです。会場で話す、聴く、作る。3.11オモイデアーカイブの“まちと人をオモイデでむすぶ”活動を紹介しつつ、私たちならではのアーカイブの具体的な…

仙台駅前日乃出ビル前(昭和62年)

撮影された昭和62年の7月15日に市営地下鉄南北線が開業。開業直前の仙台駅前の様子。後ろの建物は2017年2月に閉店した「さくら野百貨店」。撮影当時は「ダックシティ丸光」で、「仙台ビブレ」を経て「さくら野」(さくら野百貨店仙台店)になった。 (撮影/…

「新浜みんなのカフェ」のお手伝い

今日は高砂市民センターさんの主催事業【新浜みんなのカフェ&出張!高砂市民センター「オモイデトーク」】のお手伝いで新浜にお邪魔してきました。 新浜では今まで2回「オモイデトーク」を催していますが、今日は初めましての方が多い会でした。が、結婚式…

北鍛冶町(きたかじまち)

旧奥州街道筋の北四番丁と北六番丁の間に位置するまちで、町方二十四町のひとつ。仙台城下を割り出した際に鍛治職人を配した一帯を寛永時代(1624~1645年)末頃に侍屋敷とするため、南北の鍛冶町に分割再配置し、南は南鍛冶町に、北は北鍛冶町に移した(分…

東北歴史博物館の蝦夷展へ

蝦夷の雄、伊治公呰麻呂と阿弖流為(アテルイ)を学びに東北歴史博物館で始まった「蝦夷-古代エミシと律令国家」へ。平安時代初期の東北地方で起きた阿弖流為と坂上田村麻呂との戦いを、蝦夷視点で書かれた高橋克彦の歴史小説『火怨 』は、むさぼり読んだっ…

10月から3.11オモイデアーカイブ展

大町のTRAC(東北リサーチとアートセンター)で、10月4日から「3.11オモイデアーカイブ展」がスタートします。まちと人をオモイデでむすぶことをテーマに交流&記録をしてきた活動や、震災前と震災後のまちをどうお見せするかなど、昨夜は展示会の設えやアイ…

発売から11年。「昭和24年版 復刻 JTB 仙台市街圖」いよいよ在庫10部

戦災から4年後の昭和24年、復興が進む仙台を観光面でPRするために日本交通公社(現JTB)が制作した地図。JTBでもこの地図の存在は把握していませんでしたが、使用権を支払い2008年9月に復刻商品化したのが「昭和24年版 復刻 JTB 仙台市街圖」です。発売から1…

バック・トゥ・ザ 60's センダイ

井戸端会議さん主催の会で「バック・トゥ・ザ・フューチャー・・・」もとい「バック・トゥ・ザ 60's センダイ」というテーマでお話しをさせていただきます♩以前、「仙台アルバム」の楽しみ方についてお話しをさせていただきましたが、2度目の今回は河北新報夕刊…

暮らしがあるからこそ「地名」が生まれるのだ

9月14日(土)午前は片平丁~米ヶ袋、午後は元寺小路~錦町を、地名の達人太宰さん&木村塾長とコンセキ発掘。 なんの意味もなくついた地名などはなく、アイヌ語であれ和語であれ、必ず地名の意味や所縁がある。それは、人の暮らしがあってこその地名なので…