風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】

“仙台の原風景を観る知る”をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。100年前の古地図『仙台地図さんぽ』や仙台城下絵図『仙台まち歩きシリーズ』、昭和時代の写真集『仙台クロニクル』等を企画。2023年現在42作を発行 ●風の時編集部 代表 佐藤正実 ●Eメール:info@sendai-city.net ●TEL:022-295-9568 ●〒983-0852 仙台市宮城野区榴岡3-11-5 A610 ●楽天市場ショップ→http://rakuten.co.jp/kazenotoki/

2021-01-01から1年間の記事一覧

「誰かに話したくなる仙台のあれこれ」金港堂さん2F会場

金港堂さんの2fで開催するトークイベント「誰かに話したくなる仙台のあれこれ」会場はこんなレイアウトです。感染予防対策として聴講者10名がパーティションで仕切られ、狭い小部屋で講師の話しを一対一で聴く仕様!8/7からスタートする20講座!楽しみです!…

風になびく七夕飾り(昭和39年)

東一番町を七夕見物しながら歩く人々。吹き流しが風になびき夏の暑さを和らげてくれる。この年、仙台市内には約1万本もの七夕飾りが掲げられ、広瀬通を会場に「七夕踊りコンクール」が初めて開催された。 (写真/羽田喜作さん 所蔵/NPO法人20世紀アーカイ…

だれかに話したくなる仙台のあれこれ

金港堂さんの2階で開催する「だれかに話したくなる仙台のあれこれ」を、河北新報(7/29朝刊)で紹介していただきました。仙台城、地名、四ツ谷用水、七夕まつり、野球、伊達政宗公、古絵図のことなど、仙台の多彩なあれこれ。 聴講の申込みはこちら→ 「仙台…

第10回「どこコレ?」7月31日より開催

記念すべき第10回目の「どこコレ?」は、いよいよ今週末7/31(土)から。感染予防対策を施して初の夏季開催です。今年の5月からオンラインで公開している新規写真や、これまでなかなか確定のでない継続写真、そして昨年のオンラインで展示した写真も初お披露…

祝浩宮さまご誕生の七夕飾り(昭和35年)

七夕飾りには、その時の流行や出来事が反映されることが多い。1960(昭和35)年は宇宙時代を反映したロケット型の仕掛けものや浩宮さまご誕生の飾りが多く掲げられた。 (写真/阿部幹夫さん 所蔵/風の時編集部)「仙台クロニクル」P53掲載「仙台クロニクル…

【地名が語る地形と暮らし】宮城県地名研究会会長 太宰幸子さん

地名には先人のいろいろな思いが込められていると言う地名研究家の太宰幸子さん。「せんだいコンセキ発掘塾」でも達人のおひとりとして、地名から当時の人々の生活について学ばせていただきました。今回は「地名が語る地形と暮らし」をテーマに、先人からの…

【仙台七夕まつり昭和~平成~未来】鳴海屋紙商事(株)鳴海幸一郞さん

昨年、仙台七夕まつりは戦後初の中止となりましたが、むしろ、そのことで七夕に対する関心が高まったようです。七夕飾りを長年製作してこられた鳴海屋さんより「仙台七夕まつり昭和~平成~未来」というテーマで、東日本大震災の年に飾られた仙台市内児童・…

【包む心でおもてなし風呂敷活用術】心を折り結び、包む専門家 佐藤美枝さん

8月8日2コマ目は佐藤美枝さんの「包む心でおもてなし風呂敷活用術」。仙台城絵図風呂敷第一作目の正保絵図の時もお願いし、大好評だった風呂敷の活用術講座です。オンラインで海外の学生にも包み方や結び方を伝えている佐藤美枝さん。せっかくお買い求めい…

【宮城県美術館現地存続ー活動と全記録】宮城県美術館の現地存続を求める県民ネットワーク共同代表 西大立目祥子さん

8月8日のひとコマ目の講座は西大立目祥子さん。宮城県美術館を現地で保存する活動を行ってきた西大立目さんが共同代表を務める「宮城県美術館の現地存続を求める県民ネットワーク」。大きなうねりとなって、現地存続という実を結びました。この度、これまで…

【農業とお盆につながる仙台七夕まつり】歴史民俗資料館学芸室長の畑井洋樹さん

8月初日の2講座目は歴史民俗資料館学芸室長の畑井洋樹さん。仙台七夕祭は、もともと精霊祭りの意味合いも色濃く、飢饉を逃れ豊作を祈る田ノ神信仰の影響が大きいようです。仙台七夕まつりが8月に行われるのも、お盆と稲作(稲の開花時期)と密に繋がっていた…

【物語で伝える仙台七夕まつりの力】佐々木ひとみさん

8月は風の時編集部主催で、入場無料・限定10名様のトークイベント「だれかに話したくなる仙台のあれこれ」を20講座開催します。そのトップバッターとしてご登壇いただくのが、児童文学作家・コピーライターの佐々木ひとみさん。『ぼくとあいつのラストラン』…

切手シート「仙台七夕まつり今昔」

風の時編集部でも大正・昭和時代の仙台七夕まつりの写真6枚を提供した「オリジナルフレーム切手【仙台七夕まつり今昔】」が、7月20日より宮城県内郵便局126局で販売開始だそうです。800シート限定 1シート1,400円(税込) www.post.japanpost.jp

トークイベント「だれかに話したくなる仙台のあれこれ」8月開催!!

古絵図・古地図、地名、水路、地形、まつりなど“仙台の原風景を観る、知る”スペシャリストたちによるトークイベント&ワークショップを開催します。なるべく多くの方に聴講していただく機会を作りたいため、おひとりさま1講演、各講演10名様限定で開催します…

若林図書館の七夕パネル展ギャラリートーク

若林図書館パネル展「あらためて知りたい仙台七夕~絵はがき・写真・ポスターで振り返る~」で、仙台七夕まつりのお話しをさせていただきます。明治・大正・昭和時代の貴重な仙台七夕祭の写真や絵はがきをご覧いただきつつ、七夕飾りの変遷、なぜ「七夕」を…

仙台クロニクル「仙台城」⑦ “森の都”仙台

静かに美しく広がる仙台平野。屋敷に植えられた様々な木立が家並みを隠す姿は、まさに“森の都”の原風景である。戦災、震災をくぐりぬけてきた仙台が、百年先、千代先の未来に残すべきもの―その答えは、過去の仙台にあるのではないだろうか。 --- 2015年から…

次週「仙台クロニクル」最終回

毎週火曜日の河北新報夕刊で連載してきた「仙台・あの日」そして、「仙臺クロニクル」シリーズは、今月で終了です。6年間お付き合いいただき、ありがとうございました。原稿を書きながらたくさん学ばせてもらいました。6年間、ちょうど小学校を卒業する気分…

仙台クロニクル「仙台城」⑥ 伊達政宗公初代騎馬像

1935(昭和10)年「藩祖公没後300年祭」を記念し、柴田町の彫刻家小室達(とおる)氏によって製作された伊達政宗公騎馬像。第二次世界大戦の金属供出の憂き目に遭うが、戦後、胸から上部分が発見され、仙台市博物館の敷地に移設された。 (河北新報夕刊「仙…

仙台クロニクル「仙台城」⑤ 昭忠碑

戦没者の慰霊顕彰碑として、1902(明治35)年仙台城本丸跡に建立された。絵はがきでは塔頂部に翼を広げた青銅製の鳶(とび)が乗っているが、2011年の東日本大震災で落下し、その後修復され、現在は基台に据え付けられている。 (河北新報夕刊「仙臺クロニク…

仙台クロニクル「仙台城」④ 五色沼

仙台城三の丸跡(仙台市博物館)北側の五色沼は、日本フィギュアスケート発祥の地と言われる。1923(大正12)年、仙台スケート協会が設立すると急激に普及した。スケート競技への関心は高く、五色沼や広瀬川大橋下などがリンクとして使われた。 (河北新報夕…

仙台クロニクル「仙台城」③大手門

仙台城の大手にそびえ立つ二階建の豪壮な大手門、そして脇櫓。ともに1931(昭和6)年に国宝に指定されたが、1945(昭和20)年の仙台空襲で焼失した。伊達政宗公没後400年の2036年に向けて、大手門と脇櫓の復元計画が進む。 (河北新報夕刊「仙臺クロニクル …

仙台クロニクル「仙台城」②本丸

天然の要害青葉山を利用し、初代藩主伊達政宗公によって築かれた仙台城。1610(慶長15)年、山上に本丸が造営され、1639(寛永16)年には二代忠宗公の時代に二の丸(現・東北大学川内キャンパス)が完成。以降、二の丸が藩政の中心となる。 (河北新報夕刊「…

『仙台城下絵図 風呂敷』発売時期についてお知らせ

現在、風呂敷は群馬県桐生市の朝倉染物店さんで製造していただいておりますが、予想を上回るご注文をいただいたため、製造が間に合わず、お届けが6月上旬にずれ込みそうな状況です。大変ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。

昭和61年、解体直前の宮城県庁舎

赤レンガが美しかった宮城県庁舎。解体せずに、他のまちのように活用する手立てはあっただろうに。今から見ると実にもったいない! 宮城県庁設計者は、第二高等学校に学び、青春時代を仙台で過ごした佐藤功一氏。「私が見た日本の計画された城下町で、こんな…

仙台クロニクル「仙台城」①

所領を米沢、岩出山、そして仙台へと移した南奥州の覇者・伊達政宗公は、関ヶ原合戦の1600年(慶長5)年12月に縄張りを始め、62万石の拠点である仙台城と城下町をつくった。標高203メートルある青葉山に建つ山城の仙台城は、豊臣秀吉が建てた聚楽第にも匹敵…

仙台クロニクル「榴ヶ岡」⑥ 榴岡公園/東北産業博覧会会場

1928(昭和3)年に開催された「東北産業博覧会」。第一会場川内、第二会場西公園、そして第三会場が榴岡公園だった。人形陳列館を始め、飲食店や売店が並んだ。絵葉書に写る「日光館」は公園北側の現NPOプラザの敷地に建てられた。 (河北新報夕刊「仙臺クロ…

仙台クロニクル「榴ヶ岡」⑤ 釈迦堂

仙台藩四代藩主伊達綱村公が生母・三沢初子の冥福を祈るため、1695(元禄8)年に榴ヶ岡に建立したのが釈迦堂。1973(昭和48)年の宮城県立図書館建設に伴い、三沢初子が葬られた孝勝寺に移された。現在、大規模復元工事中。 (河北新報夕刊「仙臺クロニクル …

超撥水の「仙台城下絵図 風呂敷vol.2」本日発売!

「仙台城下絵図 風呂敷vol.2」第1期ご予約分、本日発売開始しました。楽天市場で3月31日までにご予約いただいた方には、期日指定された場合を除き、明日以降順次お届けとなります。楽しみにお待ちくださいませ。ただいま第2回ご予約分を受付中です。4月30日…

仙台クロニクル「榴ヶ岡」④ 榴岡天満宮

菅原道真を祭神とする榴岡天満宮は、東照宮造営の際に現在地の榴ヶ岡に遷された。境内には、樹齢300年を超す枝垂れ桜や白樫、開花期の早い白梅などがあり、市民の目を楽しませてくれる。2017(平成29)年に遷座350年を迎えた。 (河北新報夕刊「仙臺クロニク…

仙台クロニクル「榴ヶ岡」③ 歩兵第四連隊

1874(明治7)に造営された木造2階建ての兵舎で、現存する宮城県内最古の洋風建築(市指定有形文化財)。戦後は米軍が駐留し、その後、警察学校として使用された。残されていた7棟のうち1棟が仙台市歴史民俗資料館として1979(昭和54)年に開館した。 (河北…

仙台駅と駅前広場 (昭和38年)

大時計が写る4代目の仙台駅舎。1949(昭和24)年から1972(昭和47)年まで、約四半世紀の間使われた。左側の赤い車はタクシーで、中央部は自家用車の駐車場、停車しているバスは仙北鉄道系の宮城バス。青葉通の突き当たりに位置する信号機には、灯火の周囲に…